所得税確定申告書の作成方法

令和３年分の所得税確定申告が始まります。
受付期間は、令和４年２月16日～令和4年3月15日までです。
サラリーマンなど給与所得者の方が、ふるさと納税や医療費控除により所得税が還付になる場合は、
令和４年２月１５日以前でも確定申告書を提出をすることができます。
還付申告については、確定申告書を提出するのが早ければ早いほど、還付される日も早くなります。

確定申告書の作成は、国税庁R３年分所得税確定申告書作成コーナーの利用または書面での作成とな
ります。
国税庁が提供している確定申告書作成コーナーは、とても使い勝手が良いものです。
特に給与所得者の方は、源泉徴収票のどこの部分を入力すれば良いか分かりやすく表示されており、
各項目の自動計算はもとより、税法用語など分からないところは「？」マークをクリックすると解
説が表示され、AIが自動回答をしてくれる箇所もあります。
１月４日から公表されているので、今年も早速使ってみましたが、税務専用ソフトよりも分かりや
すく、入力がしやすかったです。

書面で作成される方は、税務署で用紙を入手します。
税務署で質問をしながら作成されたい方は、コロナ禍での対応となるため、昨年同様、事前予約が
必要となっています。
区役所などでの作成会場も事前予約制となっています。
当日枠も少し設けられているようですが、会場の人数制限により、予約の方が優先となりますので、
事前予約をされることをお勧めします。
予約は、こちらのサイト確定申告会場へお越しになる方へでできるようになっています。

毎年作成される方は、コロナ禍での感染を防ぐためにも、基本データが引き継げる確定申告書作成
コーナーの使用をお勧めします。