クレジットカード決済の領収書等の保存
クレジットカード会社からのカード利用明細書は、領収書に該当しません。
領収書とは、取引のあった店舗へ現金などで直接支払った際に発行されるものいい、下記の
内容が記載されているものです。
- 店舗名(発行者)
- 取引年月日
- 取引内容(商品名など)
- 金額(本体価格、消費税額、消費税の税率など)
- 宛名(購入者の氏名など)
クレジットカードで商品を購入した場合は、信用取引となり、実際には支払っていないので、
取引店舗より「クレジットカード決済」と明記された「レシート」と「ご利用明細書」が発
行されます。
また、WEB上で商品を購入した際は、購入明細書をダウンロードします。
特に、Amazonで商品を購入した場合には、「領収書」ではなく「請求書」をダウンロードす
る必要があります。
Amazonの領収書は、消費税の税率が表記されていないので、消費税の税率が表記されている
請求書をダウンロードする必要があります。
所得税法や法人税法上は、これらのレシートやご利用明細書などの保存が必要になります。
また、電子帳簿法での取り扱いは、クレジットカード会社から発行されるカード利用明細書がW
EB発行の場合は、電子保存となり、店舗から発行されるご利用明細書などがWEB発行であれば
こちらも電子保存となります。
ご利用明細書などが紙で発行される場合は、そのまま紙での保存となります。
クレジットカード決済をした場合は、クレジットカード会社から発行されるカード利用明細書と
実店舗から発行されるレシートなど両方の保存が必要です。