法人の出口を考える必要性

中小・小規模事業者の経営者の平均年齢が高齢化しています。
後継者不在の企業も多く、会社の将来像を想定されていないケースも多く見受けられます。
今回は、法人の出口についてお伝えします。
法人の出口は、主4つにつあります。
廃業
自主的に経営や事業活動を終了し、清算手続きによって会社を閉じます。
事業承継
経営者の親族や従業員に事業を承継します。
M&A
会社や事業を譲渡します。
倒産
業績悪化に伴う資金不足によって事業を続けられなくなり特別清算や破産の手続き
により会社を閉じます。
倒産を除く、廃業、事業承継、M&Aについては、一朝一夕で行えるものではなく、時間を
かけて行っていくことが必要です。
特に廃業については、自分自身の意志一つで会社を清算することができるのでとても簡単に
行えると思われている方も多いです。
法人を設立したときには、あらかじめ出口を想定しておくことも必要です。