決算書の見方㉒ まとめ
第22回目は、決算書の見方のまとめをお伝えします。
決算書は、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書からできています。
(キャッシュフロー計算書は、中小企業では作成しなくてもよいことととされています。)
貸借対照表は、決算時点の財政状態を、損益計算書は1年間の損益を、キャッシュフロー計
算書は、1年間のお金の流れを表しています。
これらの3つの帳票は、全てつながっており、それぞれ見るべきポイントがあります。
簿記のような仕訳がわからなくても決算書の仕組みと見るべきポイントを押さえられていれば
会社がどのような状態にあるかが分かります。
それでも、とにかく数字が苦手でいまいちよく分からないという方は、貸借対照表の純資産の
部と損益計算書の各利益額がプラスかマイナスか、ここからはじめてみて下さい。