決算書の見方④ 貸借対照表で現預金の残高はどれくらいあったらいい?

第4回目は、貸借対照表で現預金残高はいくらくらいあった方がいい?についてお伝えします。

理想は、月商の6か月分です。

銀行からの借入金がある場合は、1年間の借入返済額も合わせた額が理想です。

また、固定費の6か月分いう考え方もあります。

いずれも、万が一、この先6カ月間売上がなくなったとしても6カ月間は、会社が存続できる
という額です。

月商の6ヶ月分が理想ですが、6か月分が無理なら3カ月分、3カ月分が無理なら最低でも1か月
分と年間の借入返済額を合わせた額があるのが望ましいです。

貸借対照表を見る際には、月商の何か月分の現預金残高があるか確認してみて下さい。