決算の見方③ 貸借対照表はどこを見ればいい?
第3回目は、貸借対照表のここだけは必ず見よう!というところをお伝えします。
貸借対照表は、財政状態を表す書類です。
その財政状態が、良いのか悪いのかが分かる場所が「純資産の部」です。
ここの合計がプラスになっており、負債の合計よりも多ければ多いほど財政状態は
良いということになります。
逆にここの合計がマイナス、又は、負債の合計よりも少ない場合は財政状態は厳し
いということになります。
マイナスの場合は、債務超過と言われる状態で、早急に何らかしらの手立てをする
必要があります。
一時的に利益を出していてもこの純資産の部がマイナスであれば、慢性的に赤字の
会社であると分かります。
よって、貸借対照表をみる際は、「純資産の部」合計かプラスかマイナスかを見
て下さい。