決算書の見方⑭ ROA(総資産利益率)を見てみよう

第14回目は、ROA(総資産利益率)についてお伝えします。

ROA(総資産利益率)とは、会社の持っている資産を使ってどれだけ利益を獲得したか?
を見る指標です。

第12回目で、損益計算書の5つの利益は、利益率を見ることが重要で、それをみることで
会社の稼ぐ力が分かるとお伝えしました。
そして、ROAを見ることでより正確に稼ぐ力を見ることができます。

ROAは、経常利益÷総資産で計算できます。経常利益でなく営業利益で計算することもあります。

ROAの目安は、経常利益を使用した場合は、3%以上、営業利益を使用した場合は、5%以上が優良
企業と言われています。