資金繰り㊹ 手元資金を厚くする重要性

コロナ禍での半導体不足により基盤を使っている商品の品不足が起こっています。
生活に直結するのもであれば、エアコンや給湯器、トイレのウォシュレットなどが挙げられます。
新品の商品はもとより、修理でも部品がないため、数か月待ちとなっているようです。

部品や商品を仕入れることができなければ商売ができません。
ここで、資金力のある会社は、部品や商品を購入できる機会があれば、まとめて購入し、数を確保
するそうです。

このように、コロナ禍のような非常時には、手元資金を厚くすることがより重要となってきます。
手元資金が不足していると、商品を購入する機会が巡ってきても、購入することができません。
さらに、銀行から一度も融資を受けたことがない無借金経営をされている場合は、まず、融資を受け
けることができるかどうか、仮に融資を受けられることになっても時間がかかってしまうということ
が考えられます。

現在、手元資金が少ない場合は、少なくても月商の3か月できれば月商の6か月分は確保しておき
たいところです。