おひとりさまの終活
「おひとりさまの終活」は、誰に託すかが重要なポイントとなります。
配偶者に先立たれ子供がいない場合は、兄弟姉妹、甥、姪を頼ることになる可能性が
高くなります。
先週、新聞に叔母の死後手続きをした方の記事が掲載されていました。
その記事によると、叔母の戸籍謄本を取ろうとしたときに、配偶者や子、親などの縦
の関係か相続人しか戸籍謄本を取れないことを知り、入院中のご自身の母親(叔母の
妹)に委任状を書いてもらったとありました。
記事の締めくくりには、自分のように突然叔母の死後手続きをしなければならない方
がこれからもっとたくさん出でくるのでは?と危惧される思いが記載されていました。
ご自身のため、または、残された方のためにも「おひとりさまの終活」は、日頃か
ら万一の際にお願いできる方を見つけておくことが必要です。
エンディングノートに書いた思いや希望も実行してくれる人がいなければ希望が叶え
られることもありません。
相互援助組織等と生前契約を結ぶことで解決可能なこともあります。
元気なうちにできる限りの備えをしておくことが大切です。