グリーフケア④

グリーフケアには、グリーフケア専門外来やグリーフケア専門士のもとで複数の人が集まって
グループで行うものなど様々なものがあります。

グループで行うものは、悲しみや喪失を抱えている方が集まり、自身の抱えている悲しみや
喪失について話したり、他の人が抱えている悲しみや喪失を聞くことによって悲しみを癒し
癒されるようにするものです。

悲しみは、自分の話を聞いてもらったり誰かの話を聞かせもらったりするというお互い様の
関係性の中で癒し癒されてゆく特徴があります。

ただし、人に話をするということは、その悲しみの起点までまた戻ることになり、その当時
の感情に再度向き合わないといけないことになるため辛くなる方もいます。

私の母の場合は、はじめにグリーフケア外来を受診しましたが、上手く話すことができなか
ったため、グループでおこなっているグリーフケアに参加しました。
こちらでは、グリーフケア外来のように先生と1対1ではなく、何かしらの悲しみを抱えた方達
の集まりだったので、いくらか自分の心の内を話せたようです。

このようにグリーフケアといっても色々な支援の方法がありますので、その時々でご自身にあ
ったケアを選択することが大切です。

 

ケア

前の記事

グリーフケア③
ケア

次の記事

悲しみとうつ(鬱)