改葬のパータン
改葬は、既存の墓地を残すか残さないかでそれぞれ2つのパターンがあります。
【既存の墓地は残さない】
すべての遺骨を移す
一番多いパターンです。
改葬許可書は、遺骨1柱ごとに1枚必要になります。すべての遺骨と墓石も移す
遺骨だけでなく、墓石そのものも移します。
移転先の墓地で既存の墓石の持ち込みができるかどうか、移転先の墓地の大きさ
や墓石の運搬費などを考慮しなければなりません。
【既存の墓地は残す】
特定の人の遺骨だけを移す
例えば、先祖代々のお墓で父母の遺骨のみを移す場合などが該当します。
遺骨の一部を移す(分骨)
例えば、お墓が遠くてお参り行くことが難しいけれど、故郷にお墓を承継してく
れる人がいる場合に、遺骨の一部だけを取り出して手元供養する場合などが該当
します。
この場合は、改葬の手続きではなく、分骨の手続きになります。
このように改葬には、大きく4つのパターンがあります。
どのパータンが一番親族全員の理解が得られるかを検討します。