家系図の作成 ①
エンディングノートの中に家系図を記載するページがあります。
終活においては、子や孫への連絡簿としての役割があります。
冠婚葬祭の時にしか顔を合わせることがない親戚などは、誰がどういう関係にあたる人
なのか見当もつかないということがあると思います。
私自身もそうです。
父母の兄弟姉妹は把握できていても、父母の従妹や祖父母の兄弟姉妹などとなるとほぼ
分かりません。
父の葬儀の際でも初めて会うような方もいました。
記載方法は、自分を中心としてできるかぎりの範囲を記載します。
そして、危篤時、臨終、通夜、葬儀、法要などで声をかける人や弔辞を読んでもらいたい人、
しきたりや段取りをよく分かっている人やまとめ役となってくれる人などに印を付けます。
さらに、この印を付けた方達の住所や電話番号や職業などを余白に記載しておけば残された
家族はとても助かります。
また、家系図の中ですでに死亡している方がいる場合には、その方の死亡原因や、死亡日、
病歴なども記載しておくことをお勧めします。
ご自身が介護を受ける状態になった時に医療者や介護者へ情報を提供することができます。
家系図が完成したら、元気なうち家族に見せて説明をしておくことをお勧めします。