角膜提供(献眼)
角膜提供とは、死後6時間から12時間の間で献眼することをいいます。
献眼とは、両目の全眼球を摘出することをいいます。
死後に角膜提供を行いたいという希望がある場合は、生前に最寄りのアイバンクへ登録をして
意思表示をしておきます。
アイバンクへの登録は、年齢制限や目の検査もなく、近視、老眼、乱視など関係なく登録する
ことができます。
献眼する際に角膜が綺麗であれば問題ありません。
また、アイバンクへ登録をしているからといって、死後に必ず献眼をしなくてはいけないとい
うことでもありません。
献眼は、死後に家族の方からの連絡と同意がないとできません。
そのため、生前に家族の方に献眼の意思を伝えていなかったり、献眼できる時間が限られている
中で死後の悲しみで家族の気持ちがついていけなくて判断ができないなど様々な理由で献眼が
できないこともあります。
臓器提供と同様に角膜提供の意思がある場合は、生前に専門機関へ登録し、家族の理解を得ておく
ことが大切です。
参考:全国アイバンク一覧