もしもの時の連絡先リストの作成

家系図の作成ができましたら、次に、自分にもしものことがあった場合に連絡をして
欲しい友人や会社の同僚など親族以外の方の連絡先リストを作成します。
このリストには、連絡をしてもらいたくない人も記載します。

記載要領は、まず、友人、知人、会社の同僚と間柄別に連絡先を記載します。
そして、①危篤時、②臨終時、③通夜葬儀の状況別に声をかけて欲しい内容を記載します。

大抵のエンディングノートには連絡先リストの記載ページがありますので、その様式に沿って
記入していくことで概ね自分の意思が伝わると思います。

私の父の場合は、このようなリストがなく、退職して時間も経っており、父が仕事で親しく
していた方がいたかどうかも分からず、ましてや突然の死で年賀状を探している時間もなく
葬儀などの連絡はしませんでした。
すると、父の死から3か月くらいが経ったとき、元同僚の方が父の死を知り、お線香を上げに来
てくれました。

こういったことがないように、ご自身のためにも残された家族のためにも元気なうちにご自身の
希望を伝えておくことが大切です。

 

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