納骨堂のデメリット
納骨堂のデメリットの主なものは、次の通りです。
自由にお参りができない
納骨堂は、24時間営業ではないので、納骨堂が空いている時間内でしかお参りすること
ができません。
また、屋内のため、火気厳禁とされており、線香やロウソクをあげることができず、故人
が生前好きだった食品などをお供えすることが難しい場合もあります。
さらに、他の方と一緒になるもしくは順番待ちになるといったことがあるため、ゆっくり
お参りすることができないという場合もあります。利用期間が過ぎると合祀される
納骨堂は、契約で利用期間が決まっています。
その利用期間が過ぎると他の方の遺骨と合祀されます。建物の老朽化などが懸念される
建物なので老朽化の問題が生じてきます。
修繕費の負担があるかなど契約時に確認が必要となります。骨壺の数が限られる
屋内のため、スペースが限られますので、預けられる骨壺に上限があります。
運営主体が経営破綻する可能性がある
札幌市の納骨堂が経営破綻したように、ここ最近、納骨堂の経営破綻が増えてきています。
特に都市部では納骨堂の過剰供給が問題となりつつあります。
納骨堂は、一般墓に比べて費用がかからない、管理がしやすいなどのメリットがありますが、
このようなデメリットもあります。