納骨堂

先月、札幌市で納骨堂を経営していた宗教法人の経営が破綻し、納骨堂に納めていた遺骨を遺族の方
が引き取らなくてはならなくなったといったニュースがありました。

納骨堂とは、遺骨を収蔵する施設のことです。
当初は、お墓を立てるまでの間、一時的に遺骨を納めるという意味合いが強かったようです。
現在は、お墓を持たない、お墓の承継者がいない、お墓を管理することができないなどの理由でお墓
に代わる供養を前提とした墓所としてのものが多くなっています。

納骨堂の主な種類は、下記の通りです。

  1. ロッカー式
    ロッカー状の納骨棚に骨壺を納める形式
  2. 仏壇式
    上部が仏壇作り、下部に納骨をする形式
  3. 自動搬送式
    参拝口や礼拝堂に専用カードをかざしたりIDを打ち込んだして自動で遺骨が呼び出せる形式

納骨堂は、雪の多い北海道で天候を気にすることなくお墓参りができるということで北海道を中心に
全国に広まったものと言われています。
ただし、最近では、都市部を中心に納骨堂の過剰供給が懸念されています。

次回は、納骨堂のメリットとデメリットをお伝えします。

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