老後のお金 ②家計の把握

家計簿を作成することで、年金の範囲内で生活ができるか、できなければ預貯金から
毎月いくら取り崩せばよいかを試算することができます。

家計簿を作成していない場合は、まずは3か月から6か月くらい家計簿をつけてみて
支出を把握します。

毎月の支出が把握できれば、特定月の支出を加味して年間の支出を把握します。

特定月の支出の主なものは、下記の通りです。

  1. 税金
    住民税、固定資産税、自動車税
  2. 保険
    生命保険、火災・地震保険、自動車保険
  3. その他
    墓地管理費用、車検費用、町内会費

家計簿は、ノート形式のものやExcel、スマートフォンのアプリなどストレスなく続けて
いくことができる使いやすいものを選びます。

支払いをキャッシュレスで済ましている場合は、クレジットカードであればクレジットカ
ード明細、paypayなどのQRコード決済であれば、そのサイトで使用履歴が確認できます。

いずれにしても現在の支出を見える化することが家計の把握の第一歩となります。