葬儀費用と遺影写真の準備
葬儀費用と遺影の写真は、事前に準備しておくことをお勧め致します。
葬儀費用は、葬儀の種類にもよりますが、100万円以上かかることもあり、葬儀後の
早い段階で支払いが発生します。
亡くなった人の銀行口座は、亡くなったことを銀行に知らせたときから凍結されます。
令和元年7月から預金の仮払い制度が施行され、150万円を限度に預金を引き出せるよ
うになりましたが、戸籍謄本などを揃えないといけないこともあり、時間がかかります。
やはり、生前に夫婦どちらかに偏らないように預金を管理することや、子供達に葬儀費
用を渡しておくことなどの準備が必要です。
遺影の写真も生前に決めておくと、自分のお気に入りの写真を選ぶことができます。
亡くなった後に家族が写真を引っ張り出してその中から決めるのはとても大変です。
特に写真をデータで保存している場合は、そのデータを探すのも大変です。
私の父の場合は、亡くなった日の夜に写真を引っ張り出して父が写っているものを探し
出すことからはじめ、これでもない、あれでもないと母と弟と3人で写真を選ぶのにと
ても時間がかかりました。
遺影用の写真は、エンディングノートと一緒に保存しておくことをお勧めします。