資金繰り③ 4冊の通帳の使い方
通帳は、2冊でもよいですが、できれば4冊あった方がより望ましいです。
①入金専用、②支払専用、③納税預金用、④貯蓄用及び借入用の4冊を使うことで
資金の流れが通帳を見るだけで分かってきます。
4冊の使い方は、毎月月末などの決まった日に、下記の順番で振替ていきます。
1.①入金専用口座の全額を④貯蓄用及び借入用へ振替ます。
2.④貯蓄用及び借入用から②支払専用口座へ翌月の支払い分を振替ます。
3.④貯蓄用及び借入用から③納税預金用へ年間予想納税分の月割額を振替ます。
こうすることにより、①入金専用口座の月末残高はおよそ0円になります。
そして、④貯蓄用及び借入用の口座の入金欄と出金欄の合計が今月の入出金の合計となり
残高は使ってもいい資金となります。
残高が増えていれば、資金が回っているということになり、減っていれば資金が回っていない
ということになります。
1から3の流れを毎月行っていると、資金の流れが分かってきます。